成人矯正について
審美改善・機能改善の
両方を求めて、
適切な治療を
ご提供します
矯正治療は若いときにするものと思われがちですが、歯を支える骨が健康であればいくつになっても治療できます。子どもに比べれば歯の移動速度は遅いですが、顎の成長が完了している分、治療計画が立てやすいというメリットがあります。大人の矯正の特徴は、上下の顎の不調和を歯の位置や傾きで調整する、カモフラージュのような治療です。その際、必要に応じて抜歯することもあります。 ただ、当院では抜歯か非抜歯のボーダーラインの場合、できるだけ歯を抜かないような治療を心がけています。
子どもの頃に矯正を受けることができずに、ずっとコンプレックスを抱えている方もいらっしゃると思います。 そのストレスから開放されて、素敵な笑顔を手に入れるお手伝いをさせていただきます。
こんな場合はご相談ください
- 歯並びが気になる
- 八重歯が気になる
- 発音を良くしたい
- 歯と歯の間に隙間がある
- 前歯が出ている
- 噛み合わせが悪い
当院の成人矯正
日本成人矯正歯科学会認定医による矯正治療
矯正治療は技術や経験、専門的な知識が仕上がりに影響します。当院の院長は1996年から日本矯正歯科学会 認定医として、2005年から日本矯正歯科学会 指導医とし、2005年から日本成人矯正歯科学会 認定医として、従事しています。また当院は、2008年から日本矯正歯科学会 臨床研修期間に指定されています。歯並びにお悩みの方は、安心してご相談ください。
3D口腔内スキャナー
「iTero」の導入
当院では、3D口腔内スキャナー「iTero」を導入しています。3D光学スキャナーを口腔内に入れ、歯型をスキャンします。従来の印象材(粘土のような素材)を口に入れて歯型を採取する方法よりも不快感が少なく時間もかからず、小さなお子様をはじめ患者さまの負担が大幅に減少できます。また、口腔内細部までスキャンしデータ化するため、精度の高い診断が行えます。さらに治療後をシミュレーションができるので、より安全に治療を進めることができます。
装置の種類
クリアブラケット
ブラケットとはワイヤーを使用した矯正治療に使用する装置です。クリアブラケットは金属のブラケットとは異なり、歯の色と同化させることで目立ちにくいメリットがあります。一方で壊れやすいデメリットがあるため、当院では力が強くかかる奥歯には金属のブラケットを使用しています。環境ホルモン対応の素材を使用しています。
セラミックブラケット
ブラケットとはワイヤーを使用した矯正治療に使用する装置です。セラミックブラケットは歯の色に近いため、メタルブラケットや金属製のデーモンシステムに比べて、目立たずに矯正治療を行えます。非金属製なので金属アレルギーがある方も安心して治療ができます。
インビザライン矯正
マウスピース型の矯正装置を装着して歯並びを整えていく治療方法です。取り外しも可能なため、食事や歯磨きは通常と同じようにすることができます。また、マウスピースは透明の為、目立つこともなく、矯正装置の見た目が気になる方にもおすすめです。
インプラント矯正
一時的に顎の骨にインプラント(チタン製の小さなネジ)を植立し、そこから歯を引っ張って動かす方法です。仕上がりの精度が向上し、治療期間も短縮することができます。インプラントと聞いて大がかりな手術を思われるかもしれませんが、矯正用インプラントは違います。入れた後の痛みもほとんどなく、10分ほどで終わる処置です。ほとんどの患者さんが「想像していたよりも痛くなかった」とおっしゃっています。矯正が終わったら、インプラントは除去します。
SLA・リンガルアーチ
少数の歯の移動や、歯列のアーチを前後的に拡大することができます。また、永久歯が生えてくるためのスペース維持(保隙)にも使用されます。
クワドヘリクス・バイヘリクス・拡大床装置
歯列の横幅を拡大して、歯を並べるためのスペースを作る装置です。クワドヘリクスが上顎、バイヘリクスが下顎用で、いずれも固定式の装置です。拡大床装置はご自分で取り外し可能な装置です。
リテーナーの種類
ラップラウンドリテーナー・ホーレーリテーナー・インビジブルリテーナー
取り外し可能なタイプの保定装置です。この装置をしっかり使用することでキレイな歯並びを安定させていくことができます。
ボンデッド リテーナー
上下前歯の裏側にワイヤーを貼り付けます。ご自分で取り外しはできません。取り外し可能なタイプの保定装置と併用し、保定効果を向上させます。
大人の矯正のメリット
- 成長が終了しているため治療計画が立てやすい
- 矯正装置使用についての協力性が得やすい
- 口腔ケアの自己管理ができる
- 永久歯の萌出待ちがないためすぐに治療開始できる
矯正治療の流れ
矯正のご相談・
カウンセリング(無料)
ご希望や不明な点など詳しくお伺いし、丁寧にご説明いたします。
相談は基本無料なのでお気軽にご相談ください。
※初診の方は必要な情報を得るために診療しますので初診料がかかります。
精密検査(45,000円+消費税)
相談当日に精密検査を行った方、予約を取っていただいた方は18,000円+消費税
顔立ちやお口の状態を確認して写真やレントゲン撮影を行います。歯や歯ぐき、顎の状態を確認し適切な矯正方法を検討します。マウスピース矯正装置を作成するため、スキャナーで歯型のデータを取ります。
診断結果と計画のご説明(5,000円+消費税)
検査結果から患者さまの状態をお伝えし、治療方法について具体的なご説明をいたします。提案させていただく治療方法のメリットやリスクなどをお伝えし、治療期間と流れ、費用など丁寧に説明いたします。
治療の開始(750,000円+消費税)と調整(3,800円+消費税)
ご説明後、矯正治療を開始します。1~2ヶ月に1回のペースでご来院いただき、歯の動きに合わせて装着の調節を行います。その際、むし歯や歯周病の予防や、治療が必要な部分が発見された場合は治療をします。期間については治療方法や状態によって変わりますが、半年~3年程度です。
保定(2,800円+消費税)
矯正装置の装着期間が終了すると、整えた歯並びが後戻りしないように防止装置を約2年程度装着する保定期間を設けます。3~6ヶ月に1回のペースでご来院いただき、観察と歯のクリーニングを行います。治療終了後はきれいになった口元を維持するために定期的なメンテナンスをおすすめしています。
費用
料金表
処置料 | 3,800円 ※税込4,180円 |
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ワイヤー矯正 | 750,000円 ※税込825,000円 |
インビザライン矯正 | 950,000円 ※税込1,045,000円 |
保定基本料(M.B.S.クリアライナーのみ) | 100,000円 ※税込110,000円 |
保定期間中の処置料 | 2,800円 ※税込3,080円 |
観察料 | 2,000円 ※税込2,200円 |
お支払方法
海部津島たんぽぽ矯正歯科では、下記のお支払方法が可能です。
現金
現金でのお支払い
銀行振込
振込でのお支払い
クレジットカード・
電子マネー
※自費診療のみ
VISA/JCB/
Mastercard/など
院内分割払い
1年で3回分割、初回に
費用の半分をお支払い
症例
BEFORE
AFTER
施術内容 | 叢生⑥ 初診時:31歳3ヶ月 女性 |
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治療期間 | |
費用 | |
リスク・副作用 |
BEFORE
AFTER
施術内容 | 上顎前突⑦ 初診時:23歳7ヶ月 女性 |
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治療期間 | |
費用 | |
リスク・副作用 |
BEFORE
AFTER
施術内容 | 上顎前突⑥ 初診時:25歳1ヶ月 女性 |
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治療期間 | |
費用 | |
リスク・副作用 |
BEFORE
AFTER
施術内容 | 交叉咬合① 初診時:22歳8ヶ月 女性 |
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治療期間 | |
費用 | |
リスク・副作用 |
BEFORE
AFTER
施術内容 | 開咬④ 初診時:40歳9ヶ月 女性 |
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治療期間 | |
費用 | |
リスク・副作用 |
このような症状にも
対応しています
歯並びに大きな影響を及ぼす
欠損歯や過剰歯
成人の場合、通常歯は上顎14本、下顎14本の合計28本です。しかし、28本に足りない場合(欠損歯)、あるいは必要ない歯がある場合(過剰歯)があります。過剰歯が埋まっている場合は埋伏歯といわれ、レントゲンなどの検査で初めて分かるケースが多いです。歯並びに大きな影響を及ぼすこともあり、矯正治療が必要になります。
症状の種類
過剰歯
むし歯治療のためにレントゲン写真を撮った際に、過剰歯が発見されることが少なくありません。過剰歯は上顎の前歯の部分にあることが多く、放っておくと深い位置に過剰歯が移動し、抜歯することが困難になる可能性があります。また、永久歯が異常な位置から生えてきたり、正中離開(前歯の中央の歯の間が空いている歯並び)などを起こす可能性も十分に考えられます。過剰歯が発見された場合は、早期にCTで三次元的な位置確認をしておく必要があると思われます。
埋伏歯
歯が骨や歯ぐきの中に埋まり、自然に生えてこられない状態です。乳歯が抜けたあとも、永久歯がなかなか生えてこないことや、一般歯科で指摘されて受診される方が多いです。レントゲン撮影を行い、埋まっている歯の状態を確認した上で、治療を行います。
先天性欠如歯
本来、永久歯は28本(親知らずを除く)ですが、生まれつき永久歯の本数が足りない状態を先天性欠損といいます。はっきりした原因は分かっていませんが、胎児の時期に歯胚(歯のもとになるもの)がつくられないことで起こります。一方で、小顔傾向にある現代人は顎が小さく、歯が入りきらずにでこぼこの歯並びになるため矯正治療が必要になっています。
よくあるご質問
Q 大人でも矯正を受けられますか?
もちろんできます。矯正に年齢制限はありません。50代、60代で矯正を始められる方もいらっしゃいます。
Q 装置を入れると痛くなりませんか?
装置を入れた直後は、食事しづらかったり話しづらくなりますが、徐々に慣れてきます。
Q 歯みがきは今まで通りでいいですか?
装置を入れると歯みがきがしづらくなるため、今までよりも丁寧な歯みがきが必要となります。歯科衛生士から、歯みがきの方法を指導させていただきます。
Q 治療期間はどのくらいかかりますか?
ワイヤーを約2~3年、保定が最低2年間必要ですので、合計4~5年かかります。ただ、不正咬合の程度や歯の動く速さによって期間が変わることがあります。
Q 歯を抜かずに治療できますか?
当院ではできるだけ歯をぬかないような治療を目指していますが、ガタガタや出っ歯の程度が大きい場合は、やむを得ず歯を抜くことがあります。大人は子どもに比べると歯を抜く可能性が高いのが実状です。
Q 矯正治療は健康保険がききますか?
基本的には保険適用されません。しかし、口唇口蓋裂、ダウン症、顎変形症(手術で顎を切るケース)などの方の矯正は保険適用されます。当院は、指定自立支援医療機関、顎口腔機能診断施設ですので、安心して治療を受けられます。