日本成人矯正歯科学会認定医による矯正治療
矯正治療は技術や経験、専門的な知識が仕上がりに影響します。当院の院長は1996年から日本矯正歯科学会 認定医として、2005年から日本矯正歯科学会 指導医とし、2005年から日本成人矯正歯科学会 認定医として、従事しています。また当院は、2008年から日本矯正歯科学会 臨床研修期間に指定されています。歯並びにお悩みの方は、安心してご相談ください。
3D口腔内スキャナー
「iTero」の導入
当院では、3D口腔内スキャナー「iTero」を導入しています。3D光学スキャナーを口腔内に入れ、歯型をスキャンします。従来の印象材(粘土のような素材)を口に入れて歯型を採取する方法よりも不快感が少なく時間もかからず、小さなお子様をはじめ患者さまの負担が大幅に減少できます。また、口腔内細部までスキャンしデータ化するため、精度の高い診断が行えます。さらに治療後をシミュレーションができるので、より安全に治療を進めることができます。
装置の種類
クリアブラケット
ブラケットとはワイヤーを使用した矯正治療に使用する装置です。クリアブラケットは金属のブラケットとは異なり、歯の色と同化させることで目立ちにくいメリットがあります。一方で壊れやすいデメリットがあるため、当院では力が強くかかる奥歯には金属のブラケットを使用しています。環境ホルモン対応の素材を使用しています。
セラミックブラケット
ブラケットとはワイヤーを使用した矯正治療に使用する装置です。セラミックブラケットは歯の色に近いため、メタルブラケットや金属製のデーモンシステムに比べて、目立たずに矯正治療を行えます。非金属製なので金属アレルギーがある方も安心して治療ができます。
インビザライン矯正
マウスピース型の矯正装置を装着して歯並びを整えていく治療方法です。取り外しも可能なため、食事や歯磨きは通常と同じようにすることができます。また、マウスピースは透明の為、目立つこともなく、矯正装置の見た目が気になる方にもおすすめです。
インプラント矯正
一時的に顎の骨にインプラント(チタン製の小さなネジ)を植立し、そこから歯を引っ張って動かす方法です。仕上がりの精度が向上し、治療期間も短縮することができます。インプラントと聞いて大がかりな手術を思われるかもしれませんが、矯正用インプラントは違います。入れた後の痛みもほとんどなく、10分ほどで終わる処置です。ほとんどの患者さんが「想像していたよりも痛くなかった」とおっしゃっています。矯正が終わったら、インプラントは除去します。
SLA・リンガルアーチ
少数の歯の移動や、歯列のアーチを前後的に拡大することができます。また、永久歯が生えてくるためのスペース維持(保隙)にも使用されます。
クワドヘリクス・バイヘリクス・拡大床装置
歯列の横幅を拡大して、歯を並べるためのスペースを作る装置です。クワドヘリクスが上顎、バイヘリクスが下顎用で、いずれも固定式の装置です。拡大床装置はご自分で取り外し可能な装置です。
リテーナーの種類
ラップラウンドリテーナー・ホーレーリテーナー・インビジブルリテーナー
取り外し可能なタイプの保定装置です。この装置をしっかり使用することでキレイな歯並びを安定させていくことができます。
ボンデッド リテーナー
上下前歯の裏側にワイヤーを貼り付けます。ご自分で取り外しはできません。取り外し可能なタイプの保定装置と併用し、保定効果を向上させます。
大人の矯正のメリット
- 成長が終了しているため治療計画が立てやすい
- 矯正装置使用についての協力性が得やすい
- 口腔ケアの自己管理ができる
- 永久歯の萌出待ちがないためすぐに治療開始できる